ソーシャルメディアマーケティングプランの作り方

マーケティングのエキスパート、Robert W. BLY氏がソーシャルメディアマーケティングの上手なプランづくりを5つのステップに分けて大公開。
1, ゴール設定
どんなソーシャルメディアを利用するにしても、まず肝心なことはゴール設定である。ゴール設定は、せいぜい2-4つぐらいにとどめるべきで、多すぎてはいけない。例えば、最優先するゴールはブランドを認知してもらうこととカスタマーロイヤリティーを向上させることに設定。第二のゴールはトラフィックを増やすこととメルマガの読者を増やすことに設定、といった具合だ。このゴール設定によって、使うべきソーシャルメディアを選ぶことになる。
2, ソーシャルメディア選び
現在利用中のソーシャルメディアがあれば、その使い方と成果を検証する。利用していなければ、マーケットをリサーチする。誰がソーシャルメディア場でつながっているのか、ターゲットはどのソーシャルメディアを頻繁に利用しているのか、競争相手と自分のソーシャルメディアの取り組みはどのように違うのか。これらを検証することで、力を入れるべきソーシャルメディアが自然とわかるはずだ。
3, 運用開始
ソーシャルメディア選びが終わったら、自分の存在を知らせよう。まずは、プロフィールを作成する。プロフィールは、事実をユニークに伝えるべきだ。常にオーディエンスとゴールを意識して作り込んでもらいたい。
また、ソーシャルメディアの運用で成功している企業のページも参考にしてもらいたい。ページの構成から、どんな記事に反響があるかなどを学びあなたの運用に活かして欲しい。
4, オーディエンスとの交流
絶対に行って欲しいことが、オーディエンスとの交流だ。オーディエンスの意見は、運用に成功している企業と同等に価値がある。特に、コメントを残してくれたオーディエンスとは積極的に交流を取るべきだ。コメントの内容がネガティブなものであったとしても。必ず得るものは大きい。
5, コンテンツと頻度
どのソーシャルメディアでも、コンテンツがとても重要である。まずは、どのようなコンテンツを発信していくのか、ターゲットとゴールをしっかりと考慮して決めてもらいたい。
また、発信の頻度だが、最新の研究によると多すぎず定期的が理想的だ。例えば、Facebookなら1日に1-2回。Twitterなら多くても3度がお勧めだ。あくまで平均の話なので、オーディエンスの反応を見ながら、回数を調整するべきだろう。