各ソーシャルメディア(Twitter、Facebook、Instagram)でのトレンド調査方法

毎秒、無数のコンテンツがソーシャルメディア上では発信されている。コンテンツは多岐にわたり、ほとんどすべてのトピックをカバーしている。これらの情報は、その時々の消費者トレンドをリサーチしているマーケッターにとって非常に役に立ち、またオーディエンスとの関係構築が可能な新しい方法である。
ソーシャルメディア上では、様々なトピックに関して語られているが、最も注目されているトピックがトレンドトピックとして上位に表示される。Twitter、Facebook、Instagram、Snapchatなどそれぞれのプラットフォーム上で、それぞれの方法でトレンドを紹介し、進化してきた。検索機能も改良され様々なタイプのリサーチに役立つ。
1, Twitter: リアルタイムトレンド
Twitterはリアルタイムトレンドを探す上で、最も適したソーシャルメディアである。すべてのトピックに言えることだが、特にスポーツ、ニュース、エンターテイメントのトレンドサーチに最適だ。ハッシュタグ機能がキーワードを検索結果に表示させることで、人々の目に触れやすい。ジャーナリスト、メディア関係者の多くはTwitterを非常に活用している。Twitterはリアルタイムの情報の最高のリソースなのだ。
Twitter上では、ストリーミング動画を視聴することも可能になった。”Moments”機能の追加で、トピックごとにコンテンツがまとめられ、リアルタイムの要素とトレンドリサーチの要素をさらに強化した。
2, Facebook: トレンドエヴォリューション
Facebookの検索機能は、とりわけ使いやすいものではなかった。しかし、Facebookは検索ツールの改良を発表した。Twitterはリアルタイムの情報には適しているが、その性質上トピックの入れ替わりが激しいように思える。Facebookは対照的だ。これにより、トレンドの移り変わりを見るのに適しているといえよう。
弱点としては、Facebookで検索可能なのは友達が公共のコンテンツに限られており、プライベートに設定しているユーザーの情報を見ることができないことだ。
3, Instagram and Pinterest: ヴィジュアルコンテンツ
InstagramとPinterestはともにイメージベースのプラットフォームである。トピックに関連する画像を探すのに適している。Instagramは昨年の6月に検索機能を強化た。これにより、ユーザーは流行のハッシュタグを見つけられ、新しい投稿を探すことができるようになった。
Pinterestはよく整理されたヴィジュアルコンテンツのアーカイヴである。Pinterestはヴィジュアルサーチエンジンと呼べるだろう。新しいツールで関連したPinを見つけられるようにもなった。