2016年アカデミー賞ノミネート作品から学ぶ、起業家に大事な7つのこと

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起業家としての毎日は困難の連続だ。今年のアカデミー賞ノミネート作品の主人公たちも困難に直面し、作品中でそれを乗り越える姿を私たちに見せてくれている。インスピレーションを私たちに与える7つのレッスンを見ていこう。
目次
1, Joy: 自分の可能性を信じる
映画Joyの中でJennifer Lawrence演じるシングルマザーのJoy Manganoは自分が発明した商品、ミラクルモップをマーケットに広めようと努力する。しかし、家族、業者、通販会社などから過小評価される。そんな状況でも、彼女の決意は鈍らず、決してNoと言わなかった。他人に自分の可能性を決めさせず、信じきる姿がこの映画から学ぶことができる。
2, The Martian: 予期せぬ事態に慌てず、対応する
Matt Damon演じる宇宙飛行士、Mark Watneyは不幸にも火星に取り残されてしまう。その状況下でも、NASAと連絡を取り、無事地球に生還できるよう安全にやり過ごすよう努める。どんな問題が起きても落ち着きを保ち、生き残る術を探す姿をこの映画から学ぶことができる。
3, Trumbo: 自分の信念を貫く
Bryan Cranston演じる脚本家Dalton Trumboは実在の人物。代表作には、”ローマの休日”や”スパルタカス”などの名作があります。共産党員だったTrumboは当時、ハリウッドでも有名な脚本家だったが、1940年代にアメリカで起きた共産主義者排斥運動により実質ハリウッドから追放される。その後も作品を描き続け、数々の賞を受賞。信念を貫き、結果を残した彼の人生から学ぶことは多い。
4, Spotlight: チームワーク
ボストングローブ紙の編集者と記者たちが、命をかけて不正を暴くストーリー。登場人物それぞれが強みを活かし、力を合わせる姿からチームワークの大切さを学ぶことができる。 一人でできることは限られているのだ。
5, The Revenant: 諦めない気持ち
Leonard DiCaprio演じる、ハンターのHugh Glassは狩りの最中に熊に襲われ重傷を負い、仲間に置き去りにされてしまう。裏切った仲間に復讐するために、大自然と戦う旅に出る。その旅の途中で、彼の知略を試す数々の困難を乗り越えていく。諦めない強い心を学べるはずだ。
6, Brooklyn: 人の助けを借りる
Saoirse Ronan演じるEilisは、1952年にアイルランドからブルックリンへ移民として移り住み、極度のホームシックに陥ってしまう。職場の人たちや近所の人たちからの助けを借りてたくましく生きていく。必要な時は、感謝の気持ちを持って人の力を借りる大切さを学ぶことができる。
7, Inside Out: 人々との交流
11歳の少女Rileyと彼女の5つの感情たちのお話。映画を通して、自分と違った視点を持つ人たちとの交流はとても重要で交流することで、人生の幅を広げるということが学べるはずだ。