7日間で1025いいね、485シェア、50コメントを実際に獲得して学んだ事

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本の読者と作者のコミュニティーサイトReader’s Legacyが、そのサービスの運営を開始するにあたり実際にFacebookを運用した結果、わずか7日間で1,025いいね、485シェア、50コメントを獲得した。
1、ターゲットを限定した広告
Facebook広告を利用すると、ターゲットを絞り込んで広告を配信することが可能である。Reader’s Legacyは実際に、読書好きな35歳から60歳のアメリカ人とカナダ人をターゲットにした。リサーチの結果、75%が女性であることが判明したが、その数字が本当であるかを知るためにも、男女両方に広告を打った。
2、キャンペーン
Facebook広告の利用者は非常に多いため、関心を引くためには本当の価値を提供しなくてはいけない。新規登録者の特として、Reader’s Legacyは無料の本を郵送してプレゼントすることにした。
また、サイト内で使えるポイントを新規登録者と、誰かを紹介した時にプレゼントをすることにもした。
参考にしたのはPayPalの戦略である。PayPalはすべての新規登録者に$10を進呈していた。PayPalはこのキャンペーンに総額で$1 million以上使い、成功を収めた。
3、投稿の書き方
関心を引く別の手段としては、文章の書き方が重要だ。Reader’s Legacyでは、”This is not a joke!”、直訳は冗談じゃないぜ!にあたり、これから話す内容は本当なんだと強調する表現で、Facebookの投稿に書き始めている。
人々に驚きを与えるような、キャッチーな書き出しが重要である。
4、ユーザーとのコミュニケーション
反応を示してくれたユーザーと積極的にコミュニケーションを図ることが大切だ。Facebookでの投稿にいいねしてくれたユーザーに、ビジネスページ自体にいいねしてもらえるようにリクエストすることが可能だ。管理画面で、いいねの数をクリックし、リスト内で操作ができる。
この機能はFacebookの強みである。
コメントもしっかりとチェックしてもらいたい。時にはネガティブなコメントもあるが、根拠のない誹謗中傷でない限り、しっかりと対応し、逆手にとってアピールすることも考えて欲しい。
Reader’s Legacyは、すべてのシェアに対して、感謝の言葉をコメントしていた。Facebook的には、あまりよく受け止められず150を超えたあたりでFacebookからの警告を受けたようだ。
まとめ
Facebook広告は、ターゲットをかなり絞り込める上に、いいね、シェアでの拡散も期待できるため、非常に費用対効果が高いと言える。少額からも広告を打てるので、起業したばかりの会社や個人にも使い易い方法だ。