アメリカ有名口コミサイトで店側が投稿者を訴訟

アメリカで、ペットショップ”Prestigious Pets”が、利用者のMischelle Duchouquette氏をネガティブなレビューを書いたとして訴えました。
アメリカではNon-disparagement Clause(避難禁止条項)というものが存在します。オンラインレビューに関して取り決めがなされたこの条項ですが、消費者が批判的なコメントをレビューしないよう、サービス提供前に契約することも含まれます。
レビューは非常に詳細まで書かれており、Michelle氏に非はないように思われます。しかし、今回はペットショップ側が事前に、Michelle氏とこの契約を交わしており否定的なコメントをレビューできないことになっていました。
ペットショップ側はこの契約に基づき、レビューの削除を申請していましたが、Michelle氏がこれに応じなかったため、訴訟へと発展しました。
近年、Non-disparagement Clauseに関しての議論は非常に高まっており、表現の自由が守られていないとし、廃止の声が多くなっています。
これを受けて、2015年9月にConsumer Review Freedom Actが議会で制定されました。 これにより、Non-disparagement Clauseを無効として取り扱うことができるようになりました。
州法はまた別なので、今回の訴訟がどうなるかは裁判所の判断に委ねられます。