78%のSEO専門家が2016年はネットビジネスにとって良い年になると予測

2016年、ローカルSEOのプロたちは何を思うのか?2015年11月、12月に渡り、SEOエージェンシー、フリーランサーなどSEOの専門家に質問を投げかけた。その結果、1973件の回答を得ることができた。そのデータをチャートとともに紹介しよう。
1、今年の歳入
- 歳入の平均は、$363,110/年
- 中央値は、$150,000-$250,000/年
- 23%が、$1 million以上と回答。
- 51%が、$150,000以上と回答。
- 2015年から$1 million以上を追加。昨年との比較はなし。
- 歳入の平均は、中央値を使って計算。
歳入は、2014年に比べ増えているようだ。32%の回答が、$500,000以上で昨年の15%から倍以上になっている。さらに$50,000以下が24%と、昨年の31%を下回っている。多くのエージェントにとって2015年は歳入が増えたようだ。
2、個人の収入
- 平均は、$70,000
- 平均値は、$50,000-$60,000/年
- 14%が、$100,000以上
- 57%が、$60,000以下
SEO業界は、一般的に資格など必要なく入れるためオープンな環境である。オンラインマーケティング、ソーシャルメディア、PRなどに興味がある若者がキャリアをスタートさせやすい。 エントリーレベルは、$30,000以下であるが、29%が$75,000以上と回答している。さらに、72%のエージェンシーが2016年、新規雇用を計画している。
将来性があり、キャリアをスタートさせやすく、しかも求人もあることから2016年以降も人気の業種となるだろう。
3、一社当たりからの月の支払い/月
- 平均は、$1,389/ 月
- 平均値は、$500-$1,000
- 38%の顧客の支払いが、$1,000/ 月以上
- 62%の顧客の支払いが、$1,000/ 月未満
2014年に比べ、$1,000/ 月以上支払う顧客が増え、$1,000/ 月未満払う顧客は減っている。SEO業界にとって、いいニュースであろう。
多くのビジネスにとって、Webマーケティングは必須となってきている。また、Googleが頻繁に行うアルゴリズムの更新に対応するために、SEOエージェントへの需要は高まっている。 業界の更なる繁栄が期待できる。
4、次の1年がどうなるか?
- 78%が良い年、素晴らしい年になると予想。
- 22%が不確かだ、もしくは難しい1年になると予想。
約8割が前向きな予想をする中、後ろ向きな予想をするエージェントもいた。
前向きな予想は、2014年と比べて5%、2013年と比べて6%減少している。
9%が前向きだが、確かでない。11%が予測は難しいと答えている。急速に変化するSEO環境から、楽観できないという意見は今後も増えるかもしれない。
この記事は、Search Engine Land に掲載された以下の記事を日本語訳したものです。